• 基金設定者について
  • 当基金の概要
  • 助成事業一覧
  • これまでの助成実績
  • 受益団体からの声
  • 公益信託制度とは
  • 応募するには
  • お問い合わせ
  • サイトポリシー

ミャンマー避難民の子どもたちへの教育支援

特定非営利活動法人インターバンド

対象地域

タイ:ターク県ターソンヤン郡ターソンヤン町

背景

事業対象地には、ミャンマーのクーデター以前から迫害を逃れてタイ側に越境したミャンマー人避難民のキャンプがある。クーデター発生後、とりわけ2023年の「10月27日作戦」以降、戦闘が激化したことによりミャンマーのカレン族の住民が空爆を逃れ、国境を越えてタイに避難するようになった(クーデター以前から45,000人ほどの難民がいたが、2023年11月には一気に59,000人以上に膨れ上がっている)。避難している間にも児童、生徒たちに教育を継続させようという試みは続いており、キャンプ内には仮設の学校があるが、教材や衛生状態は十分ではない。

実施団体は、2021年にクラウドファンディングで寄付を集め、ミャンマーの避難民に対しタイからの越境支援を行った。国軍が支配するミャンマー国内では自由に支援活動を行うことができないため、タイ国境付近まで避難してきた人々に、国境を越えて食料や医薬品、医療用ベッドなどを支援した。また避難生活の長期化により、森の中で畑づくりをするための農機具や灌漑用のパイプの支援も行った。不安定な避難生活の中で、少しずつ生活が改善し、感謝された。しかし2023年10月27日に民主派武装勢力の「人民防衛隊(PDF)」や、少数民族武装勢力が国軍に対して反転攻勢を開始したため、ミャンマー東部から国境を越えてタイ側に避難する人々が増えており、今後はタイ西部の避難民キャンプで生活を送るミャンマー避難民への支援を行っていくこととした。

本事業では、ミャンマー国境付近の避難民キャンプ1か所にて、同キャンプの就学期児童・生徒(200人)を対象に初等、中等教育を提供し、子どもたちが抱える。


事業内容

1. 教材の配布(200人)
2. 授業の実施(10人の教員の配置)
3. 給食の提供(200人)
4. 生活物資の配布(毛布、蚊帳等)
5. 衛生指導(手洗い・うがいの励行、歯の健康維持)と必要物資の配布