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フィリピン・ミンダナオ地域の貧困層に向けた映像教育支援事業(2年目)

特定非営利活動法人 e-Education

対象地域

フィリピン:北ミンダナオ地方ミサミス・オリエンタル州カガヤンデオロ市およびカミギン州

背景

ミンダナオ地域は2011年の台風センドンの影響を受け、若年層の半数近くが高校を中退している。ミンダナオの教育局は中退者が無事に高校を卒業できるよう無料教育プログラム「OHSP」(Open High School Program)を実施しているが、テキストが難しく、ボランティア教師の授業の質が低いことから、生徒の成績と卒業率向上に繋がっていない。実施団体が 実施している「映像授業」という教育手法は、低いコストで質の高い授業を提供することができる他、教授能力向上にも繋がり、ミンダナオの高校生たちの学習 向上に非常に役立つと期待され、事業立案に至った。

なお、対象地域の教育改善は国および自治体の優先課題として位置づけられており、本事業では活動当初から現地教育局とのパートナーシップを結び、事業を実施している。

目的

フィリピンの中でも貧困地域と呼ばれるミンダナオ地域において、学校をドロップアウトしてしまうことなく基礎学力を習得(高校の卒業)できる社会を目指す。3年以内にドロップアウト率10%以下を目指して、現地教育局と協働して教育改革を進める。



事業内容

1.映像教材作成
映像教材作成(9・10年生用の数学2年間分、5〜9月)

2.モデル事業づくり
モデル校2校での映像教材を活用した授業などモデル事例づくり

3.定期的な映像提供
2地域の計20高校(2千人)への定期的な映像提供(6〜12月)、eライブラリーづくり

4.映像授業活用モデルづくり
バランガイオフィスでの映像授業活用モデルづくり(2バランガイをモデルに、6〜12月)

5.教育カンファレンスの開催
教育カンファレンスの開催(教員研修を兼ねたワークショップ、最終成果の発表を行うカンファレンス)