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ネパールにおける人身売買被害者女性の自立のためのエンパワメント並びに人材育成

ラリグラス・ジャパン

対象地域

ネパール:カトマンズ市

背景

ネパールでは主にインドの赤線地帯において多くの女性が性産業に従事させられ、薬物中毒や感染症にかかる場合が多く、特にHIV/AIDS感染の割合は高くなっている。ラリグラス・ジャパンはマイティ・ネパールと共に、女性の救出や一時保護、薬の提供などを行い、継続治療が必要な場合は、ホスピスでの生活を提供してきた。ホスピスでは女性のエンパワメントの一環としてビーズアクセサリーの製作を行い、日本においてイベント等で販売を行ってきた。日本での販売は限られているため、さらにビーズ製作能力を訓練し、カトマンズにビーズショップの設立が必要である。

目的

人身売買被害女性たちの自立に向けた、職業訓練を行う場を提供するために、首都カトマンズの市場(チャーバヒル)にビーズショップを開店し運営することで、被害女性たちの社会復帰を目指す。

事業内容

  • 領収書や値段を書くための識字訓練(6月より開始)
  • 必要なビーズ素材や道具の購入(7月、8月)
  • 技術向上のための指導
  • ビーズショップとなる店舗探しと契約(契約9月に完了)
  • 内装とディスプレイ棚などの改装についての話し合い、店舗運営技術指導を行う
  • 2008年3月28日ビーズショップを開店した