スリランカ(スマトラ沖地震津波被災地)での子ども防災共育
対象地域
スリランカ:マータラ市、ゴール市
背景
2004年12月に発生したスマトラ沖地震津波発生から2年以上が経過し、現在は緊急救援の段階が終了し、生活の復興段階を経て、今後の災害へどのように対応するかが問われている。CODEは、2006年1月〜12月まで国連ボランティア計画(UNV)やスリランカYMCA同盟と協働し、スリランカ南部の2市(マータル・ゴール)で防災共育プロジェクトを行い、一定の成果をおさめた。今後は、防災共育プログラムを継続しようとしている子ども達の自主性を大事にし、側面からサポートしていく。
目的
- 防災共育を通じて、津波の経験を語りつぎ、教訓を生かしていく。
- 現地の子どもからボランティアリーダーを育てる。
- 子どもたちの自主性を尊重する。
事業内容
老人ホーム、孤児院、お寺の日曜学校、幼稚園などで、防災共育を実施した。42回行われ、大人と子ども合わせて合計445人の参加があった。防災共育の内容は、「防災の歌の普及」「防災マップづくり」「津波民話の読み聞かせ」「お絵かき」「エマージェンシーバッグの塗り絵」等である。企画は、子どもボランティアリーダーが中心に、事業地域が主体的に行った。CODEの現地担当者は、現地アシスタントスタッフと共にサポートに徹した。