北インド僻地農村教育のための基盤整備と教育ボランティア
対象地域
インド:ウッタルプラデシュ州 アラハバード地区9村
背景
2004年から農村教育改善のために北インドU.P.州アラハバード地区の9ヶ村にて、僻地教育活動を支援している。現在幼稚園から小学校5年生までの計600名が学ぶ、9校の「アーシャ学校」を運営している。貧困家庭の多い村では、子どものための教科書や教材を購入できない家庭が多いため、教科書や教材は学校に常備し、学校の環境基盤を整備することが必要である。また僻地のため教員がきちんと学校に来て教えないことが多く、村から教員ボランティアを募り子どもに教えているが、教員ボランティアの能力向上が求められている。
目的
- ボランティア教員の育成
- アーシャ学校の教材と教育備品整備
事業内容
- ボランティア教員養成のための研修(5月と12月に実施。)
- 教員と児童のための農業を含めた総合教育研修(音楽、環境、農業、衛生を含む)(10月と11月に実施。児童53人とボランティア教員5人の計58人が参加)
- 学校教材(国語・算数・英語・衛生など)の購入と備品整備(教材の収納庫の設置)
- 教育専門家による個別巡回指導・助言活動(4月より月2-3回、教育担当スタッフが継続的に巡回指導行う)