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縫製指導を通した女性の自立支援と日本語教育を通した青少年の交流活動

特定非営利活動法人 Network-HITO

対象地域

ミャンマー:イエナダ、アニサカ、ヤンゴン、ブタオー

背景

現在ミャンマーは軍事政権下にあり、あらゆる点で統制されている。特に最近は何の前触れもなく首都を移動させるなど混乱の中にある。Net work-HITOは、1996年12月に大阪YMCAのスタディーツアーでミャンマーを訪問したグループが中心となり支援グループを結成し、交流活動を開始した。@縫製指導(女性の自立支援)A日本語指導(日本と日本文化の推進、留学生の育成) B相互の青少年交流活動の3つを目標に据え、現在まで約10年間活動を行ってきている。

目的

ミャンマーにおいて女性の地位は低く、特に障害を持った女性は生活が困難である。当事業の目的は、縫製指導を通して女性が職を得、自活の道が開けるように支援していくことである。また日本語指導では、現地日本企業への就職や日本人向けの観光ガイドへの就職を支援し、日本への留学支援も行い、とかく閉鎖されがちのミャンマーから国外へ出て、視野を広げてもらうための手助けをしていく。

事業内容

日本から1年間派遣する縫製指導者(1名)・日本語指導者(3名)の下で縫製指導と日本語指導を行った。

  • 縫製指導
    マンダレーYMCAほか、山岳地帯や少女売春から逃れた少女たちが収容されている更生施設やハンセン病患者のための隔離施設などでも指導を行った。2007年9月に起こった暴動・デモにより、出張指導に対する許可が下りず、一旦中止された。
  • 日本語指導
    週に1回、日本語学習の初歩レベルを15名程度の希望者に指導した。9月の暴動・デモにより外出禁止令が長期にわたり発令され、授業が中断されたが、補充授業を行った。