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貧困病児への無料診断の提供による、バングラデシュ発展の礎

日本バングラデシュ友好協会

対象地域

バングラデシュ:ダッカ市 ウットラ地区・近隣地区

背景

ダッカ市およびその周辺地域は、地方からの出稼ぎ者が多く居住している。彼らの生活は貧しく、竹の皮などで作られた住居に住み、寝床は廃材の木材を使用するなど生活環境は劣悪である。このように衛生状態が非常に悪いために、この地域の子どもたちは栄養不良、皮膚病、寄生虫などの疾病を患っていることが多い。

目的

現地カウンターパートであるアイチ・ホスピタルとの協力により、1996年から実施してきた貧困罹患小児へのボランティア診療の活動を継続することによって、バングラデシュの将来を担う小児の健康を確保する。

事業内容

アイチ・ホスピタルの入院患者(病棟)を担当する若手医師と看護師および助手が下記のボランティア診療を実施する。当団体の会員が現地視察を行う。

  • アイチ・ホスピタル病院内および院外における罹患小児へのボランティア外来診察(院内:随時、院外:5箇所の地域、毎週2回(木・金)、各回2ヵ所)を実施
  • 外来診療の結果により必要な入院診療(無料)の実施
  • 外来診療の結果により必要な手術(無料)の実施